私が地方政治に興味を持ったきっかけの一つに、「家の購入」がある。
今の家にはあと20年ほど住むことを想定しているが、20年後の坂井市は果たしてどうなっているのか?
私は政治を「地域の未来を見せてくれる存在」であると思っている。
政治は未来や理想を語るものであるからだ。
さて、今の坂井市は坂本市政が(たしか)20年ほど続いている。三国町単位で考えるとさらに長い。(彼は町長もやっている)
そんな坂本憲男市長だが、どうも次の選挙には出馬しないらしい。
私はこれを歓迎したい。そろそろ別の市長になっていただきたいと思っていたからだ(答弁も何を言っているか聞き取れないし)。
しかし坂井市では10年後、20年後を見据えた市政方針を示しており、それに基づいて今後の行政サービスが展開されていく。
そのため、たとえ市長が変わっても、市政方針や目標は大きく変わることは無いと考えている。
さて、坂井市が掲げる20年後の坂井市は、都市計画マスタープランに記載されている。
都市計画マスタープランとは、市の将来像や都市づくりの基本的な方針を示すもので、20年先を目標としている。
その内容はさておき、このプランについて坂井市はパブリックコメントを募集「していた」。
パブリックコメントとは、坂井市のHPには
市の基本的な政策等を決定する際に、案の段階で当該政策等の趣旨、内容等を広く公表し、市民からこれらに対する意見や情報を募集するもので、その意見等に対する市の考え方を公表するとともに、意見等を考慮し実施機関の意思決定を行う一連の手続きのこと。
そして市民の市政への参画の機会を提供するとともに、政策決定過程における公正の確保と透明性の向上を図り、市民との協働による開かれた市政の推進を図る。
とある。
私はこの文言の一部に意見を出したい。
「市民の市政への参画の機会を提供する」と あるが、「市民の声を反映するため、市民の市政への参画を強く促す」と文言を変えていただきたい。
原文のママだと、どうにも行政から市民への上から目線を感じさせるような見えるからだ。
さらに、「本当は市民からの意見はいらないけど、法令上仕方なし」とも見えてしまう。
そう思ってしまうのは文言の影響だけではない。
市がパブリックコメントの募集に対していやに消極的だからだ。
発表日、募集期間、回答内容などなど。詳細は次回以降のブログに記載するが、これらを見ると坂井市がパブリックコメントの募集にあまり乗り気ではないと見られても仕方がないと思う。
募集期間も何故か短いものがあったり、募集の公示から募集期間までやたらと間が空いている案件も多い。
まとめ 坂井市はパブリックコメントに対してもっと情報発信をすべきである。
やはり情報発信が必要だ。
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