子供を置き去りにして餓死させてしまう事件が起きた。このような問題を親のせいと済ませるのは間違いだ。
特に乳幼児の世話は過酷でストレスの貯まるものである。それは「自分の時間が無くなる」からだ。
人間は誰しもが大なり小なりストレス抱えるものだが、適宜適切な解消をしているので生きていける。しかしそれが無いとストレスは貯まる一方である。
この事件の母親はおそらく男と会うことでしかストレスを解消できなかった、あるいは極端な解消が起きたのだろう。それを辞められなくなったのだ。
今、都会に人が集中することで一人親や核家族化が進んでいる。問題解決の一つにこの現象の解消がある。
もう一つは子育て支援。そして親を見守ること。そして情報発信だ。
今の世の中、子育て支援はそれなりに充実しているハズだ。最悪、親元を離れて施設に入るなり、養子に入れる、ということもできただろう。
それをできなかったのは、その考えが頭に無かったからではないのだろうか。母親と行政からの適切な発信があれば、この事件は起きなかったかもしれない。
やはり情報発信が必要だ。