今年も夏休みが始まった。新型コロナウイルスの影響で通常より短縮された夏休みを小中高生はどんな気持ちで過ごしているだろうか?そして福井県をよくする会として外せない問題が『夏休みの宿題』だ。
夏休みの宿題は果たして必要なのか?どんな意味があるのか?効果はどれほどか?
夏休みの宿題よりも夏休みにしたほうが良いことは無いのか?
議会の一般質問でこのテーマを挙げたなら、教育委員会はこう答えるだろう
「教育上必要(有効)だから」
ではそもそも教育とはなんだろう。
Wikipediaの記事の冒頭には以下のように記載されている。
教育(きょういく、英語: education)は、教え育てることであり[1][2]、ある人間を望ましい状態にさせるために、心と体の両面に、意図的に働きかけることである[3]。教育を受ける人の知識を増やしたり、技能を身につけさせたり、人間性を養ったりしつつ、その人が持つ能力を引き出そうとすること[3]である。
注目すべきは赤文字部分。抽象的表現を日本の義務教育に置き換えてみると、
「教育委員会(教員)が小学生・中学生を自分たちの望む状態にさせるために、心と体の両面に、意図的に働きかけることである。」となる。
いかがであろうか。かなり物騒な文言に見えるのは私だけでは無いはずだ。それは教育委員会(教員)のさじ加減で子どもたちは自身や親が望まない状態になる可能性があるからである。日本の義務教育において極端なことはあまりないことだが、それでも「あの先生のあの教え方、おかしくなかったか?」程度には思うことはあるハズだ。
夏休みの宿題に話を戻そう。
現行の夏休みの宿題(学校教育)には実際に学ぶ子供自身や、学んでほしいことがある親の意思はほぼほぼ反映されない。
教育において一番尊重されるべきなのは何か?子供の意思だろう。次はその親だろうか。ではその次は?教育委員会(教員)だろうか?
せめて夏休みの過ごし方くらいは子供たちの意思が反映されるべきではないでしょうか?
夏休みの宿題を廃止しましょう。
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